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学校とのやり取りを辛くさせているもの

随分とご無沙汰になってしまいました(汗) 先日、エデュコレ関西に、ロールモデルトークでお邪魔させていただき

私の良くわからないプロフィールに関心を持って集まってくださった10人の方と

30分を2セット。












皆さんの聞きたいことをなるべくお答えできるようにと、

必死にしゃべりまくり

喉がつぶれ、2週間ほど沈没していました・・・・


お越しいただいた方の中には、学校の先生、そして学校が苦手なお子さんの保護者さんもいて、なんと、素敵な場だろうと思いつつ


「日々の学校とのやりとりが疲弊する」

「すごいストレスだ・・・」


という声も多くききました。

そして、先生もそれを、「どうしたらいいものか」と悩んでいるという・・・


その時、話しながら、多分、私は、何度か「学校に感謝している」とキレイごとにも聞こえかねない発言を繰り返していたと思います


その場では、あまりも時間がなかったので、

今回は、どうして、そう思うに至ったのかというバックグラウンドをすこしお伝えしたいと思います


・・・・


私は、フリーランスで仕事をしているので、

学校に行かない娘を家に放置するわけにもいかず(当時、小学1年生)

実家の都合がつかない場合などは、打ち合わせなどに同行させることが多々ありました


当然、通常、子どもが同席するような場面ではないので

「今日は、子連れで、ごめんなさい」

「お騒がせして、すみません」

などと言いながら、子連れで仕事の場に登場していました


皆さん、ぜんぜん嫌な顔せず、可愛がってくれて

娘も笑顔、私も、ありがたいなぁ~と思いながら、

何度となく、そういう場面を過ごしていました


そんなある日、打ち合わせ帰りの車で、娘が急に泣き出し

「私は、いちゃダメなのね。いないほうがいいんだよね」というので

慌ててわけをきくと、

「マミーはいつも、ごめんね。すみませんって謝ってばかりいるでしょ。

悪いことをしてるんだよね。わたしのせいだよね」

と言うのです。


しまったー!! と思い、とっさに

「悪いことをしてるな~っていうよりも、社交辞令的な・・・」

と言いかけて、(子どもに社交辞令が通じるわけもなし)と思い

深く反省したのを憶えています


ここで、私が連呼していた「ごめんなさい」「すみません」は、

心の声に翻訳すると本当は「ありがとうございます」だったはず


「今日は、子連れで、ごめんなさい」

→「今日は、子連れで参加させていただき、ありがとうございます」


「お騒がせして、すみません」

→「温かく見守っていただき、ありがとうございます」


だったんです。

謙虚さ、つつましさが美徳とされる日本

「Sorry」って言いすぎる、英会話初心者の日本人ばりに

中身薄めの「ごめんなさい」「すみません」を連呼してた自分



そこで、改心し、なるべく、謝罪よりも感謝をのべるように日々心掛けているわけです。




で、学校とのやり取りに話を戻すと、


学校が苦手なお子さんは、欠席、遅刻、部分登校、別室登校、放課後登校、

場合によっちゃ、先生のほうに来てもらうなど・・・


他の子に比べて‟イレギュラー”な対応をしてもらうことが多いわけで

そこで、やっぱり、


「うちだけ特別にしてもらって悪い」

「いけないことなんじゃないか」

「結局、ワガママなんじゃないか」


とか、誰に言われたわけでもなく、

自分の中の自分が責めてることがあるんじゃないかなと思います。私もそうだし


そして「ごめんなさい」「すみません」と無意識のうちに、心が泣いちゃってることが

「疲弊」や「ストレス」の原因になってるんじゃないかなと思っています


うちも、ほぼ毎朝、休むとか、部分登校をするというのを

学校に電話で連絡をていますが


「おはようございます。◎年◎組の~~の母です。いつも、ありがとうござます。今日は~~します。よろしくおねがいします。お忙しいところ、(お電話の)お時間頂戴しました、ありがとうございます。失礼します」(ガチャン)


というような感じで電話するようにしています。



まぁ、電話する行為自体は面倒ですが、


「おはようございます。◎年◎組の~~の母です。すみません。今日は~~します。すみません。お邪魔しました。失礼します」(ガチャン)


・・・・伝えたい内容は同じだけど、後味の差の激しいことよ! (あと、それを横で聞いている子どもの受け取り方も違うはず!)


ちょっとしたことが、大違い!


身体にいいものを食べることが大事とされるように

身体に出し入れする言葉もいいものを選びたいなと思います


このことを気づかせてくれた娘は、神だなと思っています。

ダンケ!!








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